今回は、2019年頃から我が家で活躍しているNEC製のNS700シリーズであるNS70C/Mというノートパソコンをレビューしようと思います。
NEC NS70C/Mの仕様
NEC LAVIE Note Standard NS70C/M | |
価格 | 当時は約16万円 |
メーカー | NEC |
発売時期 | 2019年夏モデル |
カラー | カームホワイト |
OS | Windows 10 Home 64bit |
ディスプレイ | 15.6型ワイド スーパーシャインビューLED液晶(Full HD) 解像度:1920×1080 |
大きさ | 378mm×260mm×22.9mm |
重さ | 本体:約2.2kg ACアダプター:約170g |
ストレージ | SSD 約256GB(Serial ATA) |
メモリ | 標準:DDR4-3200 PC4-197000 4GB |
CPU | 第8世代 インテル Core i7 8550U(Kaby Lake Refresh) |
内蔵グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 (共有:2048MB) |
インターフェイス | LANポート×1 HDMIx1 USB3.1 Gen1(USB3.0) Type-A×2 USB3.1 Gen1(USB3.0) Type-C×1 SDメモリーカード (SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード)スロット×1 ヘッドフォンマイクジャック×1 |
Bluetooth | BluetoothR Smart Ready(Ver.5.0) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応 最大:433Mbps対応 |
BD/CD/DVDドライブ | ブルーレイディスクドライブ DVD±R/±RW/RAM/±RDL |
搭載カメラ | HD解像度(720p)対応カメラ、有効画素数92万画素 |
サウンド | 内蔵ステレオスピーカ(1.5W+1.5W) Dolby Audio機能搭載 |
バッテリー | JEITA Ver2.0:6.1時間 |
消費電力 | 最大:約45W スリープ時:約0.3W |
付属ソフト | Microsoft Office Home & Business 2019 |
使用してみた感想(メリット)
①画面・画質
まず、画面なのですが、15.6型の液晶を採用していることもあって、画面がとても見やすいです。
また、動画や映画などを見る際にも大きいので、少し小型のテレビで見ているようで使いやすいです。
ですが、画質なのですが、FullHD(1920×1080)を採用していることもあって、あまりパソコンで事務用途で使う場合は特に問題がないのですが、(※)動画編集やゲームを行う際は注意が必要です。
※後述しますが、そもそも動画編集やゲームがCPUとメモリの影響で重くてできないことが多いです。
②インターフェイス
LANポートとSD カードスロットが1個、USB3.1 Gen1 (USB3.0)のType-Aポートが2個、同じくUSB3.0規格のType-Cポートが1個ついています。また、Blue Rayに対応したディスクドライブも搭載されています。そのため、図書館でレンタルしたCDやDVDを視聴することができます。
また、USB3.0対応なので、外付けSSDも接続でき高速です。
また、なにげにSDカードスロットもついているので、デジカメのデータをパソコンに移したい人にはおすすめです。
③無線LAN・Bluetooth
無線LANとBluetoothの部品には、Qualcomm QCA9377という部品が使われてます。
https://www.qualcomm.com/products/technology/wi-fi/qca9377
無線LANの部分を見ると、IEEE802.11acまで対応していて、帯域幅は20MHz,40MHz,80MHzの3つのようです。ですが、1×1のアンテナですので、あまり、速度を過信しないほうがいいです。
Bluetoothについては、Bluetooth 5.0に対応しているので、かなりの製品に幅広く対応しています。
ちなみに、Bluetooth5.0は以前のバージョンに比べて、通信速度と通信距離が大幅に増えています。
【最新版!!通信距離と通信速度の実験!】
BluetoothとWi-Fiに関してですが、私的な興味で実験を行ってみたので、記事を見ていただけるとうれしいです!
④カメラ・マイク・サウンド
カメラですが、写真は用意できませんでしたが、720pということであまり画質は良くないです。
Web会議には、まぁいいかな、という感じです。
マイクに関しては、ノイズキャンセリングなどがない製品なので、かなりノイズが酷いです。
最後にスピーカーの音質ですが、スピーカーはWindowsの立体音響を入れると音がならないことがたまにあるので、入れなかった影響もあってか音質はふつうだと感じました。
⑤ストレージ(SSD)
このパソコンにはSSD(ソリッドステートドライブ)という昔よく使われていたHDDよりも性能が上がった、磁気を使わないストレージ機器が内蔵されています。
SSDは256GBでSAMSUNG(サムスン)という韓国の企業が開発したものが使われているそうです。
私の場合はもう2~3年近く使用していましたが、特になんも問題なく使えています。
次にSSDの性能に関してです。
SATA3.0接続のSSDの最大速度は6Gbpsで最大転送速度は600MB/sとのことですので、シーケンシャルリードやシーケンシャルライトは約530MB/sですので、良い数値だと思われます。
ランダムアクセスについてですが、やはり、リードが30MB/s、ライトが100MB/sですので、あまりよくはないです。
使用していた感想としては、動画、音声、画像ファイルなどの移動は基本的にはストレスにはなりませんが、ゲームのダウンロード(特に原神)などの小さいファイルを大量に読み書きするものに関してはかなりストレスを感じました。
⑥メモリ
メモリはPC4-19200が使われていて、4GBの一枚が刺さっています。
少し余談にはなってしまいますが、皆さんは最近のパソコンは何GB以上のメモリがないと厳しいか知っていますか?
最近は、WordやExcelなどの事務用途で使う場合でも8GBが推奨されています。
また、ゲームなども基本的にブラウザゲーム以外では16GB以上が推奨されています。
実際、私がこのノートパソコンを使用していた際、起動しただけで使用率が90%を超えていることもありました。
なので私の場合はノートパソコンを分解してメモリを12GBまで増設して使っています
⑦CPU・内蔵グラフィックス
このパソコンにはCore i7 8550Uが搭載されています。
性能としては
・4コア8スレッド 基本クロック:1.8Ghz ブーストクロック(最大周波数):4.00Ghz
TDP:15W 最大:25W キャッシュ:8MB
となっており、簡単に説明すればそこら辺の事務系のソフトウェア(Word,Excelなどなど)が普通に動くということです。
ただし、動画編集(特に4K)などのエンコード時などは毎回フリーズしたり、3分だけの動画なのにエンコードに20分かかったりととにかく性能が良くないので動画編集では別のパソコンを使用または購入を検討しましょう。
⑧バッテリー持ち
新品の頃は、Windowsのバッテリー節約機能オンで明るさが大体真ん中あたりの状態で、Officeを使用した際は、3時間ほど持つ状況でした。
あまり、性能は良いとは言えないです。
⑨総評
・このノートパソコンは日本のNEC製で買ったときには保証もついているので安全性が高い
・事務用途では充分な性能がある
・ゲームをする際には重くなってしまうかも
・動画編集をした場合、フリーズしたり最悪の場合ブルースクリーンがでてしまう
これからもノートパソコンのレビューやガジェットの紹介などもしていきますので
どうぞよろしくお願いします!
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